社団法人 東京地学協会 定款・資料等
   
 

地学会館
〒102-0084
東京都千代田区二番町12-2
電話:03-3261-0809 (代表) 
FAX:03-3263-0257 

東京地学協会へおいでになる方へ
地図と交通手段
東京地学協会の沿革

社団法人東京地学協会は、地学の総合的な発展ならびに普及を主な目的としております。

明治の初期、外交官としてヨーロッパに駐在していた渡辺洪基、鍋島直大、長岡護美、榎本武揚の4氏が、ウィーン、ロンドン、サンクトペテルブルクの各王立地理学協会の会員となり、地学が国の発展に大いに貢献していることを見て、文明開化を急 ぐわが国にもこのような協会が必要である、と痛感しました。帰国後、諸氏は桂太郎、花房義質と共に創立委員となり、また赤松則良、北沢正誠、佐野常民、塚本明毅、福沢諭吉、福地源一郎、山田顕義を幹事、北白川能久親王を社長に、1879(明治12)年4月18日に東京地学協会を創立しました。

このように、初期の会員は政治家、外交官、軍人、貴族で構成されておりましたが、わが国に地学の専門家が育つにつれて、地学者が運営に当たるようになりました。したがって初期には能久親王、載仁親王、榎本武揚、徳川頼倫、細川護立氏などが会長を務められ、研究者が会長に就任したのは1970年以降です。草創期から第二次世界大戦期までは、世界各地への調査研究・見学旅行の実施とその成果を講演会や雑誌に発表する啓蒙活動、および地質図の刊行が行われました。戦後は専門的な地質鉱物学、地理学、地球物理学など地学研究の成果と社会とを結びつける活動も広く行われております。
   
1879年(明治12) 東京地学協会を神田錦町3丁目、学習院内に創立。会誌「東京地学協会報告」を刊行。
1893年 東京大学地質学科内の地学会と合併し、同会の「地学雑誌」を以後本協会の会誌として発行、現在にいたる。
1900年 社団法人となる。
1965年 伊能忠敬測量遺功表を芝公園内に再建。
1979年 現地学会館竣工。東京地学協会創立100周年記念行事として特別講演会「地学と人間生活」、「ノルデンショルド北氷洋就航100年記念シンポジウム」開催。
1981年 「人類の発展における地球科学の役割シンポジウム」を国連大学と共催。



概要と活動


会員数は約800名(1998年)で地学の専門家や愛好家が多く、地質鉱物学約60%、地理学約30%、地球物理学その他約10%となっております。学問の専門化、細分化の著しい昨今でも、東京地学協会は各部門の地学者を擁して総合的な地学の発展に寄与していることは、われわれの誇りとするところであります。

本協会は創立以来、地学の進歩と普及を図るとともに、地学を通じての国際交流親善、地学功労者の表彰、海外の調査探検など様々な事業を行って今日に至りました。

近年、地学の各分野の進歩にはめざましいものがあります。一方、資源問題、環境問題や防災問題など、多方面において総合的な地学の知識が強く求められてきております。これらについても、今後協会の役割が一段と高まるものと考えられます。

機関誌「地学雑誌」は年6冊刊行し、国内外140機関と交換して学術交流を進めております。また、学術講演会、見学会、地学を楽しむ会、毎月の講演懇談会などを開催しており、一般の参加者も広く公募して地学の普及につとめております。そのほか『伊能図に学ぶ』など地学の普及と振興に資する書籍の編集発行や、意義のある地学に関する調査研究・会議などへの助成や協力を行っております。



近年の主な助成・協力事業

第24回国際地理学会議 (1980)
第6回南極地学国際シンポジウム (1991)
第5回太平洋地域第三系・IGCPプロジェクト246国際会議 (1991)
第29回万国地質学会議 (1992)
火山噴火と気候変化の関連に関する国際会議 (1993)
環境研究のための地理情報システム:国際フォーラム (1994)
持続的農村システムに関する筑波国際会議 (1995)
国際シンポジウム:GISによる地球像の創生 (1996)
第3回地球古水文環境変動(INQUA/GLOCOPH)国際会議 (1998)



最近の講演会・見学会
講演会
地震予知と地震災害軽減
震災と都市の公共緑地
数値地質図が開く新しい世界
伊能忠敬の顕彰史と探訪報告
断層の高速摩擦と地震の発生過程
地学写真の撮り方
ヒマラヤの氷河変動
海底地震学の歴史と現状
砂漠の地下水
異人達の見てきた瀬戸内海
海底堆積物と古気候の復元
中国における環境汚染問題
新しい測量・地図技術と地学・地理学での利用
考古学からみた邪馬台国論
国際寄生虫戦略と地理学との関わり─21世紀への展望
モンゴル─その人と大地と資源
首都圏における深部地質構造と地震活動
見学会地学を楽しむ会
宇宙開発事業団地球観測センター(埼玉県鳩山村)、気象衛星通信所。
東京大学野辺山宇宙電波観測所〜富士見町立井戸尻考古館・歴史民族資料館。
浅間火山とその周辺地域。
千葉県茂原および千葉市(ガス田とヨード採集・見学、千葉県立中央博物館見学)。
甲府盆地(活断層、韮崎岩屑なだれ、宝石博物館)。
箱根火山、大磯丘陵(大涌谷自然科学館、カルデラ形成とその後の活動、生命の星地球博物館、温泉地学研究所、大磯丘陵の箱根テフラ)。
伊能図から現代の地図まで─見学会(東京地学協会と周辺、水準原点から佐原市の伊能忠敬記念館〜国土地理院の地図と測量の科学館)



主な特別刊行物
日本鉱産誌(地質調査所編)1950〜1960年
東亜地質鉱産誌(小倉 勉ほか)3巻、1952年
東亜地質図幅(25万分の1)127枚、1953〜1960年
伊能忠敬の科学的業績(保柳睦美編著)1974年
伊能図に学ぶ(東京地学協会編)1998年

   
  当ウェブサイトは Internet Explorer 5.5以降(Windows版のみ)、または Netscape Navigator 6.2以降、または Safari 1.3以降でご覧いただくことをおすすめします。それ以外のブラウザでご覧の場合、表示が一部乱れることがありますのでご了承ください。