2002 VOL.111 No.3
 表紙写真
自貢恐竜博物館(中国四川省自貢市)

Zigong Dinosaur Museum, Sichuan, China.

 自貢市は,四川省南部にある人口300万の大都市で,2000年以上の歴史をもつ塩業が盛んなために「塩都」とも呼ばれている.市の東11kmの大山舗にある自貢恐竜博物館は,1979年工事中に偶然見つかった大量の恐竜化石産地を,そのまま覆うように建設された世界最大級の恐竜博物館で,1987年に開館した.
 写真は,入口ホールをボーンベッドのレベルから見たもので,発掘された恐竜化石がそのまま保存されるように柱が立てられて上層階が設計されている.博物館の建っている2800m2の土地からは,ジュラ紀中〜後期の恐竜200個体の化石が発掘されており,そのうち1300m2は埋蔵ホールとして上から眺められるようになっている.隣接する広さ700m2の展示ホール(口絵の写真3)には,自貢市周辺からも産出したカミナリ竜のオメイサウルス2体・シュノサウルス3体,剣竜のフアヤンコサウルス1体,ケモノ竜のガソサウルス1体などの全身骨格が展示されている.

(写真・文:白尾元理 Motomaro SHIRAO)
 
目 次 
English
本文PDF
 論 説
  山口 勝・太田陽子 台湾海岸山脈東岸の完新世海成段丘と地殻変動
323-340
404KB
大河原正文・塚脇真二 トンレサップ湖北部に分布する粘土鉱物の組成ならびに起源(英文)
341-359
560KB
鹿園直建 化学的風化作用による大気からのCO2の除去フラックス推定上の問題点 ―珪酸塩と炭酸塩風化フラックス―
360-373
298KB
澤田可洋 静止気象衛星「ひまわり」の画像による噴火噴煙の解析
374-394
5,572KB
吉田明夫 1990年代の太平洋西縁域における地震活動の異常な活発化
395-403
553KB
 平成13年度助成研究・援助金報告
  KARTADINATA, Mochamad Nugraha・奥野 充・中村俊夫・小林哲夫 インドネシア共和国,Tangkuban Perahu火山の噴火史(予報)(英文)
404-409
447KB
小口 高・JARVIE, Helen P.・NEAL, Colin LOISデータベースとGISを活用した東部イングランドの河川水質分析
410-415
908KB
松倉公憲・田中幸哉・若月 強 韓国ソウル郊外の花崗岩と片麻岩山地における土層構造と表層崩壊形状に与える基盤岩質の影響
416-425
3,459KB
秋元和實 島原湾に分布する完新統有明粘土層から産出した底生有孔虫の分類学的検討
426-429
129KB
在田一則・大平寛人・板谷徹丸・松田高明・高木秀雄 ヒマラヤの上昇と断層運動に関する熱放射年代学的研究(予報)
430-435
355KB
坂野昇平 第6回国際エクロジャイト会議
436-439
1,484KB
池谷仙之 21世紀のオストラコーダ研究に向けて―第14回オストラコーダ国際シンポジウム報告―
440-443
563KB
松本 淳 第3回アジアモンスーンシステムに関する国際シンポジウム(ISAM3)報告
444-446
20KB
大場忠道 第7回国際古海洋学会議報告
447-449
19KB
 
書評・紹介
450-455
43KB
 地学クラブ講演要旨
  河村雄行 沈み込み帯におけるベントナイト吸水・固化域の役割―地震発生に関して,原子レベルからの物質過程の理解のために―
456-464
1,535KB
東京地学協会第5回海外巡検「中国西南恐竜化石の見学旅行」報告(糸魚川淳二)
465-469
2,285KB
協会記事
470-471
13KB
会   告
472
10KB
 口 絵
  東京地学協会第5回海外巡検「中国西南恐竜化石の見学旅行」(白尾元理)
631KB
 
598KB