2003 VOL.112 No.2
 表紙写真
海洋深海掘削(ODP)Leg-200の玄武岩中の割れ目を充たすcalcite中に見つかった fungi(キノコの類,菌類)と推定されるフィラメント状組織(口絵2参照)


Filament Shaped Fungi-like Structures Surrounded by Calcite in Basalt Sheet Flow Obtained by ODP Leg 200 Site 1224F

海洋底深海掘削(ODP)のLeg-200の際,1224掘削地点における海底下深さ51mの玄武岩中の割れ目(空隙)を充たすcalcite中から得られた化石化した菌類(fungi)と考えられる組織の写真.菌類の菌糸(hypae)フィラメント組織が左上の玄武岩組織から右下方の内部へ伸びている.これらの菌糸の断面の寸法は約5-10μmであり,菌糸の長さは50μm から数100μmである.スケールは 10μm.

(写真提供:SCHUMANN-KINDEL, Gabriela, LUSTRINO, Michele and MANZ, Werner.
解説:SCHUMANN-KINDEL, G. ・笠原順三)
 
目 次 
English
本文PDF
 特集号:生命の起源と極限生物圏
  磯崎行雄・笠原順三 特集号「生命の起源と極限生物圏」─巻頭言─
185-186
25KB
ジョセフL. カーシュビンク・ベンジャミンP. ワイス(翻訳:磯崎行雄) 火星,パンスペルミア,そして生命の起源─すべてはどこで始まったのか?─(総説)
187-196
269KB
山岸明彦 全生物の共通の祖先の実験的検証─過去のタンパク質を再現する─(総説)
197-207
141KB 
上野雄一郎 西オーストラリア,ノースポール地域に産する熱水性岩脈中ケロジェンの炭素同位体組成─35億年前の海底下熱水系における生物圏─(論説)
208-217
167KB 
掛川 武 太古代海洋における硫酸還元菌の活動と生息環境(論説)
218-225
163KB 
長沼 毅 極限生物圏─地球生物圏のフロンティア─(総説)
226-233
111KB
高井 研・稲垣史生 地殻内微生物圏と熱水活動─地球と生命の共進化における接点─(論説)
234-249
225KB
木村浩之・長沼 毅 西太平洋マヌス海盆における海底熱水噴出域深部の地下生物圏(論説)
250-261
521KB
亀倉正博 地下岩塩中の微生物(総説)
262-276
206KB
村上由記・岩月輝希・
長沼 毅
東濃地域における地下水化学と地下微生物の相互作用(論説)
277-287
346KB
榊 利博・RAJARAM, Harihar・長沼 毅 亀裂生物圏─水理地質特性と地下微生物活動の相互作用と今後の展望─(英文)(論説)
288-301
191KB
藤原義弘 化学合成共生システムの大深度への適応(論説)
302-308
109KB
丸山明彦・浦辺徹郎 海底熱水系地下生物圏へのアプローチ(総説)
309-322
414KB
 
書評・紹介
323-332
93KB
協会記事
333-334
18KB 
会  告
335-336
17KB 
 口 絵
1
日本海溝の化学合成生物群集(藤原義弘)
841KB
2
海洋深海掘削(ODP)Leg-200の玄武岩中のcalcite包含物中に見つかったfungi(菌類)と推定されるフィラメント状組織
(写真提供:SCHUMANN-KINDEL, Gabriela, LUSTRINO, Michele and MANZ, Werner. 解説:SCHUMANN-KINDEL, G. ・笠原順三)
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