2008 VOL.117 No.1  
 表紙写真
モホロビチッチ生誕150年を記念するクロアチアの切手

 アンドリヤ・モホロビチッチ(1857-1936)は1857年1月23日クロアチアのボロスコフに生まれた.昨年は彼の生誕150周年であり,表紙の切手はその生誕150年を祝う切手である.モホロビチッチは現在モホ面として知られている地球の地殻とマントルに境界があることを1909年10月8日ザグレブの南東39kmのクパバレーで起きた地震における走時曲線の折れ曲がりからみつけた.
 この切手は2007年4月23日Croatian Post Inc. (permission of HRVATSKA POSTA d.d)によって発行された5kn切手である.

(文:笠原順三)
   
目 次
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 特集号『地殻からマントルへ―モホ(面)とは何か?―』
      笠原順三・阿部なつ江・荒井章司・下司信夫・熊谷英憲・丸山茂徳・小原一成・小原泰彦 特集号「地殻からマントルへ―モホ(面)とは何か?―」はじめに
1-4
292KB
 I.地震学的考察
  笠原順三・宇納貞男・鶴我佳代子・池 俊宏・神田慶太 西太平洋のマルチチャンネル地震波反射記録断面に見られるモホ反射面の特徴とモホ遷移層の性質(論説)
5-44
1.85MB
  汐見勝彦・松原 誠・小原一成 地震学的探査によるモホ不連続面の検出―近畿地方を例として―(論説)
45-58
2.58MB
  長谷川 昭・中島淳一・北 佐枝子・辻 優介・新居恭平・岡田知己・松澤 暢・趙 大鵬 地震波でみた東北日本沈み込み帯の水の循環―スラブから島弧地殻への水の供給―(論説)
59-75
823KB
  中島淳一・長谷川 昭 東北日本弧下のマントルウエッジの地震学的構造とその解釈(論説)
76-92
4.23MB
  道林克禎 かんらん岩の構造敏感性と弾性的異方性(総説)
93-109
4.76KB
 II.岩石学的考察
  荒井章司・阿部なつ江 モホの岩石学的実体を探る―21世紀モホールを目指して―(総説)
110-123
971KB
  佐藤 暢・熊谷英憲・根尾夏紀・中村謙太郎 中央海嶺玄武岩の化学組成の多様性とその成因(総説)
124-145
4.61MB
  小澤一仁 海洋モホ面形成におけるダナイトの役割(総説)
146-167
648KB
  宮下純夫・足立佳子・海野 進 海洋地殻の構造と形成プロセス(論説)
168-189
1.6MB
  海野 進・下司信夫・熊谷英憲・岸本清行 東太平洋海膨のオフリッジ火山はモホ遷移帯起源か?(総説)
190-219
1.2MB
  森下知晃・中村謙太郎・澤口 隆・原 香織・荒井章司・熊谷英憲 海洋リソスフェアの熱水変質に伴う元素移動(論説)
220-252
1.95MB
  野坂俊夫 海洋下部地殻および上部マントルの変質作用と変質鉱物(総説)
253-267
1.82MB
 III.解 説
  磯崎行雄 モホロビチッチの地震計
268-269
181KB
 資 料
  日本地学史編纂委員会(東京地学協会) 戦後日本の地学(昭和20年〜昭和40年)〈その1〉―「日本地学史」稿抄―
270-291
745KB
 2007年度春季講演会講演報告
  岩森 光 海嶺の沈み込みと三波川―領家変成岩および花崗岩の成因―広域ダイナミクス,物質循環との関連性―
292-298
497KB
 CDバックナンバーから古典論文の紹介
  千歳壽一 地学雑誌 第三十二年第三百八十四号 大正九年十二月刊 雑録 井上禧之助著「世界に於ける働力源」に示されたエネルギー問題の初期
299-300
225KB
 
書評・紹介
301-303
274KB
協会記事
304-305
183KB
会告
306
100KB
 口 絵
  口絵1:モホロビチッチの地震計(磯崎行雄)
i
233KB
  口絵2:モホロビチッチが残したもの(磯崎行雄)
ii
218KB
  口絵3:オマーン・オフィオライトに見られるモホおよびガブロ―かんらん岩境界(荒井章司・ピトン マリ)
iii-viii
1.29MB