地学クラブ講演会(平成20年4月)のお知らせ

地学クラブ講演会(4月)を下記のとおり開催しますので、多数のご来場をお待ちします。

日時:平成20年4月21日(月)14時から
場所:東京地学協会講堂

演題および講師は次のとおりです。

地震時などの大規模火災で発生する火災旋風
篠原雅彦(消防大学校消防研究センター大規模火災研究室)

(概要)
大規模な市街地火災や森林火災では,火災旋風が発生して大きな被害をもたらすことがあります.火災旋風とは,火災域やその周辺に発生する竜巻状の渦柱で,火炎を含んだ炎の渦柱として発生することもあります.特に,関東大震災で避難地を襲った火災旋風は,約3万8千人の命を奪ったといわれていますが,いまだに火災旋風の発生条件は明らかにされておらず,その対策も立てられていません.このような火災旋風について,これまでの発生事例や研究の現状について紹介します.