平成22年9月17日(金)午後2時から 東京地学協会講堂
(要旨) 日本などが位置している沈み込み帯では、プレートの沈み込みに伴って巨大地震が繰り返し起こっている。このような沈み込み運動によって、地震時変動や、地震後の余効変動、海成段丘の形成、そして島孤・海溝系の形成など、短期から長期にわたる変動が引き起こされている。これらの変動を物理的に妥当な「地震サイクルモデル」を用いて統一的に説明する。