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    総説:テクトニクスに関連する非火山性温泉の地球化学的特徴/論説:小笠原諸島 母島の降水特性—父島と比較して—/論説:本州太平洋岸の海食凹地形における地質条件の影響/他

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Home 講演会・地学クラブ 開催予定 第294回地学クラブ講演会「天然資源と紛争の政治地理学-フィリピン・ミンダナオを事例として- 講師:大木優利氏」のお知らせ

第294回地学クラブ講演会「天然資源と紛争の政治地理学-フィリピン・ミンダナオを事例として- 講師:大木優利氏」のお知らせ

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 地学クラブ第294回講演会(12月)の予定が決まりましたのでお知らせします。一般(非会員)の方々も気軽にご参加下さい。多数の方々のご来場をお待ちしています。

日 時:平成27年12月18日(金)16:00~17:00

場 所:東京地学協会 地学会館二階 講堂(東京都千代田区二番町 12-2)

交 通:東京メトロ麹町駅5出口を出て左へ徒歩1分
    日本テレビ向い JR市ヶ谷駅から徒歩7分、四ッ谷駅から徒歩9分)

天然資源と紛争の政治地理学-フィリピン・ミンダナオを事例として-

講演者:大木優利(ジュネーブ高等国際問題研究所)

要 旨:
 地理と天然資源が政治的にどのような影響を与えるのか、フィリピン・ミンダナオ島の事例をもとに、天然資源と紛争の関係性を政治地理学的な観点から考察する。ミンダナオ島では、(ア)イスラム系反政府組織(civil conflict)、(イ)共産党系反政府組織、(ウ)部族間抗争(communal conflict)、(エ)国際テロ組織など、背景やイデオロギーの異なる国内武力紛争が継続、または増加傾向にある。そこで、天然資源(鉱物・非鉱物資源や、土地資源)が多層的な紛争ダイナミクスにどのような影響を及ぼすかを考察した。結論および政策提案として、国内紛争の現状把握には、資源の場所や空間的分布、そして資源量など、通常の社会経済指標以外の地球科学データを、従来の紛争分析に組み込む事によって、より包括的で学際的な紛争の原因や、紛争発生までに至る仕組みの解明につながると提案する。

 

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