この助成は、当協会の普及・啓発活動の一つとして出版活動に対し助成するものです。助成対象は地学的知見の普及と地学現象の理解に役立つ出版物で、日本国内のジオパークと世界遺産にかかわる地学的出版物などを含みます。
 希望者は所定の用紙により申請書を提出してください。申請用紙は本協会事務局から取り寄せるか、このページ下部の、PDFまたはWORDの様式 をダウンロードしてお使いください。

助成の対象と応募資格

助成対象者は個人または組織とする。助成対象出版物は次の1か2の条件を満たすこと。

  1. 日本国内のジオパークにかかわる地域の地学の啓発的もしくは高い専門性を有する内容の出版物であること
  2. 日本国内の世界遺産にかかわる地域の地学の啓発的もしくは高い専門性を有する内容の出版物であること

 原則として、助成対象出版物は、学術的ガイドブック、一般向けガイドブック、地質図などを中心とした地図類、地学的案内図・パンフレットなどである。なお、申請者は1.と2.に重複申請をしてはならない。一度上記の1.または2.に採択された申請者(グループ構成員を含む)は、その後5年間出版助成を申請できない。また、本協会の役員、助成委員会委員及び普及・啓発活動助成対象者選考委員会委員は出版助成の対象としない。

申請締め切り

平成30年3月31日(本協会事務局必着)

交付決定

平成30年7月(予定)

助成期間

平成30年8月1日から平成31年3月31日まで

出版期限

平成31年3月31日

助成金の支払い

 助成対象者は実績報告書と刊行出版物3部を平成31年4月30日までに提出する。提出後、東京地学協会事務局から1カ月以内に申請者に対して助成金が支払われる。

申請に必要な書類等

 出版助成申請書(様式3)、印刷されたレイアウト済み完成稿(6部)、完成稿をPDF形式の電子ファイルに変換したものを収録したCDまたはDVD(1部)、出版社または印刷会社2社の出版見積書。

 なお、ガイドブックの場合の共通フォーマット、レイアウト等は出版助成添付資料を参照すること。

 出版助成申請書等は東京地学協会のウェブサイトからダウンロードすること。

 CDまたはDVDの表面に申請者名、書名を記入して提出すること。提出された書類は返却しない。

 助成決定後、タイトル・部数などは原則として変更できないが、ページ数については10%未満の増減内で変更は可能。

申請方法 ・提出先

 出版を希望する申請者は、必要申請書類一式を添付し、東京地学協会事務局宛に、期日までに提出すること。

〒102-0084 東京都千代田区二番町12-2  地学会館内
公益社団法人東京地学協会事務局

助成金額及び採択数

一件100万円以内とし、採択数は2件程度とする。

助成の採択基準

 以下の基準にもとづいて審議・評価する。

  1. 地学の普及・啓発に寄与しうるもの。
  2. 構成・形式等が普及・啓発のための出版物として適当であるもの。
  3. 助成期間中に計画を完了しうる準備が整っていること。
  4. ジオパークに関しては、当該ジオパーク推進協議会の承諾を受けること(様式自由、ただし、ジオパーク推進協議会で申請する場合は不要)。また、世界遺産地域については、当該世界遺産地域および暫定リスト地域の自治体(世界遺産担当部局)の承諾を受けること(様式自由)。
  5. 出版社の見積が適切であること。

助成金の使途

  1. 助成金の使用は出版物の印刷、発刊経費のみとする。但し所属機関の規定等により所属機関が必要とする管理費を含めることができる。
  2. 助成金の使用は申請書の使用明細にしたがう。
  3. 著者に対する原稿料はないものとする。

助成を決定された者の義務

 助成の交付を受ける者は本協会に誓約書および申請者と出版社との出版確約書を提出する。

助成を受けた者の義務

  1. 平成31年4月30日までに実績報告書及び申請者宛の出版社の請求書、納品書を本協会に提出する。請求書、納品書の日付は、平成31年3月31日までとする。
  2. 平成31年4月30日までに刊行出版物3部を本協会に提出する。
  3. 平成31年4月30日までに1.と2.が提出されなかった場合や、助成金の不適切な会計処理や義務違反があった場合は助成金の交付を取り消す。
  4. 助成を受けて出版された出版物には「本出版物は東京地学協会の助成を受けて刊行されたものである」旨を明記しなければならない。

著作権

 本助成による出版物の著作権は著者に帰属します。

添付資料

添付資料

申請書様式

普及・啓発活動(出版)助成金供与交付申請書(様式-3)

誓約書